blog index

なるほど!健康ニュース

健康に関するニュースの中から、なるほど!と思える情報、へぇ〜と思わず納得してしまう情報を配信中!
<< 精神相互作用と心気症 | main | ネット上の医療情報 >>

冬季うつ病

寒い時期が苦手で、秋になると気分が落ち込んで抑うつ気分に陥り、寒い時期が過ぎると回復するなどの症状を「季節性うつ病」と呼びます。
特に冬の時期に生じやすいので、「冬季うつ病」と呼ばれることもあります。

原因には、冬の寒さや暗さ、日照時間が減り体内時計が乱れること、などがあります。

治療法には、光療法(高照度光照射療法)があります。
1980年代にアメリカの精神科医などが開発。
太陽光に近い照度の人口光を日の出や日没前後の時間帯に当てて、人工的に日照量を増やして体内時計を補正する、というもの。
一定の効果があるとされていますが、日本の医療機関では、病院運用上の問題からあまり行われていないのが現状です。

人間の体内時計の周期は、約25時間。
1日24時間の周期とズレていますが、太陽光を浴びることにより、リセットされて生体が環境に同調しています。

また、脳内ホルモンのメラトニン(睡眠ホルモン)は脳内の松果体から分泌されています。
太陽光を浴びると、目から脳に信号が伝わり、メラトニンの分泌が抑制され、覚醒状態になります。
その約15時間後、体内時計の指令でメラトニンの分泌が促され、眠気が生じ、睡眠に入るようになります。

この体内時計は、自律神経やホルモン分泌のリズムにも関連しているため、冬に日光を浴びる量が減ると、睡眠と覚醒にも影響し、うつの原因になるとされています。
体内時計の補正は、冬季うつ病の軽減だけではなく、規則正しい睡眠の確保になり、全身を司る脳が休息するため、生活習慣病の改善・予防にもなります。
生活習慣を整えて、冬を過ごすようにしましょう。
| 鬱(うつ) | 13:55 | pookmark |

bolg index このページの先頭へ