blog index

なるほど!健康ニュース

健康に関するニュースの中から、なるほど!と思える情報、へぇ〜と思わず納得してしまう情報を配信中!

ストレスを溜めない工夫

普段の生活の中で、苦手な仕事をしたり、楽しい行事に参加することの刺激を生理学では「ストレッサー」と呼びます。
ストレッサーは、心身にストレス反応を生じさせます。

ストレスを受けて嫌な気分になっても、元の戻ろうとする力があります。
しかし、ストレッサーが大きすぎたり、長く続くと元に戻れなくなる場合があり、健康を害した状態になります。
例えば、仕事で上司に相談や報告しにくいことがあり、それを一人でずっと抱え込んでしまうと、責任の重さでそのうちに体調を崩し、出社できなくなります。

これらのストレスを和らげるためには、周囲のサポートが大切。
自分一人で問題を抱えたり隠す状態が一週間以上続き、事態が変わらないようであれば、誰かと悩みを共有してみましょう。
相談して解決することも大切です。
| 鬱(うつ) | 14:13 | pookmark |

5月病と6月病

学生や社会人は、変化の多い4月を乗り切った後の5月や6月に、なぜかやる気が出なく、何をしても楽しく感じられない状態になることがあります。
5月病、6月病と呼ばれていますが、正式な診断名ではなく、精神医学では「適応障害」と呼ばれています。

人が新しい環境になれるまでには、約3ヶ月がかかります。
4月に変化があれば、6月末までかかる計算です。
特にその期間の前半は、あらゆる方向から多くの情報を収集する時期。
この時期が過ぎると、収集した情報から注力すべき部分、しなくてもよい部分が分かるようになり、次第に心身のエネルギーの消費が抑えられます。

しかし、その間に許容量を超えて頑張りすぎてしまうと、マイナスの気持ちが発生し、病んでしまいます。
適応期間中、休みの日にひどく疲労を感じる場合は、注意した方が良いでしょう。
あまり頑張りすぎず、オンオフのメリハリをつけましょう。
自宅にいるときは、仕事のことは考えないようにすることも大切です。
また、嫌なことがあった場合は、嫌なことについてばかり考えず、その環境の良い点を見つけるようにしましょう。
| 鬱(うつ) | 14:21 | pookmark |

震災・災害のトラウマ

精神医学でトラウマとは、生死に関わる出来事に直面した際の心の傷、とされています。
震災や事故、虐待などで生命の危機に直面した人が感じるものです。

衝撃的な出来事に直面すると、人は一部の記憶が無くなることがあります。
悲惨な体験によるダメージが脳全体に及ばないような仕組みになっていますが、それでも体験は記憶に残ります。

似たような場面に出会うと、不眠や動悸、呼吸の乱れ、消化器症状などのカラダの反応、イライラや不安・過敏などの心の反応が出ます。
これらの反応が出ても病気とは限らず、再び生命の危機に陥らないようにするための正常な反応です。
多くの場合は、反応が次第に緩やかになり、心の防犯装置が感度を下げていきます。

ただし、上手く回復しない場合は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)へ発展することがあります。
PTSDへ発展させないためには、衝撃を受けた直後の初期ケアが大切。

そのためには、安全・安心・安眠が確保できる環境の整備が一番です。
同じ事態を回避できる場所が必要であり、人と一緒に生活し、会話や散歩など、日常のちょっとした楽しみを大切にしましょう。
| 鬱(うつ) | 14:07 | pookmark |

嫌な経験をした場合の対処法

誰でも、思い出すだけでも嫌な出来事が一つや二つはあります。

自分に起きたことはその瞬間に過去となり、良い事でも悪い事でも思い出として記憶に残ります。
人はその経験を必要なときに思い出し、当時を懐かしんだり、初心に帰ったりします。
嫌な経験がある場合、また同じように不快な思いをするのを避けるため、似た環境に警戒心を持ちます。
暗い場所で怖い経験のある場合は、暗闇に対して恐怖心を持ちます。
動物にも似たような危険察知能力があります。

しかし、嫌な経験がいつまでも残り、ずっと苦しみ続けることもあります。
その出来事が過去として消化されておらず、現在にも居座っているためです。

心理学では、自分が経験したことは、全ての今の自分を成り立たせる重要な要素の一つ、と肯定的に受け入れる考え方があります。
起きたことを「仕方ない」と受け止めて、今から自分にできることをやろうという決意が含まれています。

日常生活に大きな支障をきたしてしまう場合は、精神科医や心療内科などに相談する必要もありますが、まずは「仕方ない」と受け流す方法を見に付けることも大切です。
| 鬱(うつ) | 14:12 | pookmark |

社交不安障害

人前で話すときに緊張する人は多くいます。
赤面したり、声が震えたりするおが心配で気にするあまり、人と接したくなくなる不安が募り、不快な気分になることを避けようとします。
赤面しないように、と考え始めても、本能的な身体反応は自分でも制御することができず、焦ってしまいます。

人が不安になる根本には、自分の強い願いや欲望が隠れています。
こうありたい自分と、できないかもしれないギャップが不安を生みます。
不安の裏には、人前で堂々と話したい、話を聞いてもらいたいという前向きな気持ちが隠れています。

不安を和らげるためには、本来の目的を強く意識しましょう。
相手に話して理解してもらうことが目的なのに、赤面しないこと、声が震えないことが目的になってしまっては意味がありません。
思い切って目的に突き進むことで、少し赤面しても、少し声が震えても、目的に一歩近づくことで達成感が味わえます。

ただし、ハードルが高すぎて行動に移せない場合は、不安を引き起こすことを回避するための行動に振り回されてしまいます。
社会生活にも大きな支障が出るため、この状態を「社交不安障害」と呼びます。
アメリカの調査では、約1割の人が一生に一度は「社交不安障害」にかかるとされています。

治療には、抗不安薬などの薬物療法が行われます。
ただし、薬に頼らずに、目標のハードルを少し下げて、目的に突き進むことも大切です。
| 鬱(うつ) | 14:11 | pookmark |

心の防衛機制

人間は心に葛藤がある時、自分を守るために備わった仕組みがあります。

精神医学・心理学の分野では「防衛機制」と呼ばれ、フロイトが提唱しました。

この心の防衛機制には、抑圧・合理化・置換・同一視・昇華などがあります。

抑圧
不満を感じて受け入れ難いと感じた時、無意識にその気持ちを抑えて忘れようとする。

合理化
嫌なことに直面しても、何かと理由をつけて受け入れやすくする。

置換
欲しかった物が買えなかった時、別の物を買うことで気持ちを和ませる。

同一視
学歴に劣等感を持つ親が子を高学歴にさせて満足する。

昇華
そのまま表現すると社会的に許容されないものを芸術作品や小説など、社会に認められる方法で表現しようとする。

これらは一つだけでなく、複数が連動して働きます。
そのおかげで、人は適応しづらい状況でも、人や社会と折り合いをつけることができます。

しかし、過度に使っていると破綻する可能性もあります。
そうなると、社会生活に適応できなくなり、心の不調に陥ります。

そうなる前に、自分が何に葛藤を感じているか、要因を意識することも大切。
それを解消するために、どうすれば良いのかを考えましょう。
相談する相手がいない場合は、専門家を頼ることもできます。
| 鬱(うつ) | 14:18 | pookmark |

双極性障害(躁うつ病)

双極性障害(躁うつ病)は、無気力になるうつの状態と、言動が活動的になる状態を繰り返す症状です。
半数以上がうつ状態から始まるため、躁状態を見逃してしまうことが多いので注意。

双極性障害には、生活への支障が大きいI型と、そこまでにはならないII型があります。
I型は極端であり、躁とうつのギャップが激しく、逸脱してしまいます。
II型はそこまでではありませんが、調子の良い時が長続きしないため、エネルギーが切れてしまいます。

症状としては、うつでも躁でも眠れません。
うつ状態では眠りたいのに眠れなく、躁状態では眠る時間がもったいないと感じます。
どちらも体と脳の休息が不十分。
躁状態では活動量が増えたのに眠らないため、エネルギーが切れるとうつ状態になります

予防対策としては、十分な睡眠時間を確保すること、衝動的な大きな買い物に気をつける、専門家に相談しながら処方内容を守ることが大切。
躁状態では次々と関心事が移り、1週間ほどで違うことに興味を持っていることも珍しくありません。
無駄な買い物で借金を作ると、うつ状態をさらに悪化させる可能性もあります。
また、躁状態に早く気がつける協力者を増やすようにしましょう。
| 鬱(うつ) | 14:30 | pookmark |

認知行動療法

仕事や生活の中で、何かに失敗をした時、「全てが無駄になった」と考えてしまうことがあります。

このような負の認知が習慣になってしまうと、自分にかかるプレッシャーをさらに感じてしまい、その結果、落ち込んだり、ストレスが溜まって他者に対して攻撃的になったりします。
悲観的な思考パターンを繰り返していると、そのうちに考え方や行動に悪影響を及ぼし、精神病になってしまう可能性もあります。

認知行動療法は、1970年代にアメリカの精神科医アーロン・べっくによって開発されました。
始めはうつ病の治療に用いられていましたが、最近は応用範囲も広がり、健康な人にも予防的効果があるとされています。

認知行動療法は、知らないうちに身についてしまった思考の悪い癖を自覚することから始まります。
凝り固まった自分の考え方に気付き、他の考え方の可能性を探ります。

また、数学者の藤井正彦は、研究者の4条件を以下のように挙げています。

・好奇心旺盛である
・執拗である
・野心がある
・楽観的である

これらは、質の高い認知にもつながります。

考え方を柔軟にして、自分に自信を持つようにしましょう。
| 鬱(うつ) | 13:49 | pookmark |

ゲシュタルト療法

人は誰でも常に過去へと流されています。
過去に失敗してしまった場合は、それを反省し、繰り返さないように方策を立てて、今に生かします。

また、未来に起こりえる心配事に対しては、今のうちに備えることができます。
このように、過去や未来に関することは、今できることに落とし込めます。

しかし、心が疲れている時、精神的に参っている時は、この「今に落とし込む」作業が上手くできません。
後悔ばかりにとらわれ続けたり、未来に対してただ不安になるばかりで、エネルギーと時間だけを無駄に使ってしまいます。

このような場合は、今できることに集中して、変えられない過去や不安な未来のことを考えないことで、心のエネルギーの無駄遣いを減らすことができます。
約70年前、精神科医のパールズは、こうした考え方に基づく心理療法「ゲシュタルト療法」を創始しました。

例えば、真っ暗な道を懐中電灯だけで歩く場合、遠くを照らしても光量が足りずに何も見えません。
足元を照らせば、安全に前に進める程度の明るさは確保できます。
とりあえずは見える範囲で確実に進み、それを繰り返すことで前に進んで行けます。
このように、操作できるのは今だけと割り切って過ごせば、無駄な労力と時間を使わず、悪循環を断ち切ることができます。

そして、結果的には今の積み重ねが未来につながり、今に生かせる過去を作ることができます。
心が疲れている時は、今に集中することが大切です。
| 鬱(うつ) | 14:40 | pookmark |

冬季うつ病

寒い時期が苦手で、秋になると気分が落ち込んで抑うつ気分に陥り、寒い時期が過ぎると回復するなどの症状を「季節性うつ病」と呼びます。
特に冬の時期に生じやすいので、「冬季うつ病」と呼ばれることもあります。

原因には、冬の寒さや暗さ、日照時間が減り体内時計が乱れること、などがあります。

治療法には、光療法(高照度光照射療法)があります。
1980年代にアメリカの精神科医などが開発。
太陽光に近い照度の人口光を日の出や日没前後の時間帯に当てて、人工的に日照量を増やして体内時計を補正する、というもの。
一定の効果があるとされていますが、日本の医療機関では、病院運用上の問題からあまり行われていないのが現状です。

人間の体内時計の周期は、約25時間。
1日24時間の周期とズレていますが、太陽光を浴びることにより、リセットされて生体が環境に同調しています。

また、脳内ホルモンのメラトニン(睡眠ホルモン)は脳内の松果体から分泌されています。
太陽光を浴びると、目から脳に信号が伝わり、メラトニンの分泌が抑制され、覚醒状態になります。
その約15時間後、体内時計の指令でメラトニンの分泌が促され、眠気が生じ、睡眠に入るようになります。

この体内時計は、自律神経やホルモン分泌のリズムにも関連しているため、冬に日光を浴びる量が減ると、睡眠と覚醒にも影響し、うつの原因になるとされています。
体内時計の補正は、冬季うつ病の軽減だけではなく、規則正しい睡眠の確保になり、全身を司る脳が休息するため、生活習慣病の改善・予防にもなります。
生活習慣を整えて、冬を過ごすようにしましょう。
| 鬱(うつ) | 13:55 | pookmark |

bolg index このページの先頭へ